特殊工程受託
TSV(Through Silicon Via)
当社のTSV技術は2007年から量産を開始しており、高い品質力と技術力で各種のご要求にお応え致します。
- 後工程の一部は、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)と連携して対応いたします。
【TSV(Through Sillicon Via)工程とは】
TSV(Through Sillicon Via)は、Si
wafer(シリコンウエハ)内部を貫通するビア配線を形成し、3D実装・高密度パッケージを実現するための半導体製造工程です。
工程全体は、ウエハ支持(キャリア貼付)→薄化→ビア形成→絶縁→金属配線→保護膜→はんだボール実装へと進み、各工程の条件が電気特性・信頼性・歩留まりに直結します。
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工程フロー(Process Flow)と管理ポイント
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ウエハ支持:Glass attachment/Glue thick/Glass/Glue
最初に、キャリアとしてGlassを用いたGlass attachment(ガラスキャリア貼付)を行い、接着層のGlueを介してウエハを支持します。 この段階で重要なのが接着剤厚みであるGlue thickで、後工程の研磨均一性や反り挙動に影響します。 -
薄化:Back side grinding/Si thick
次に、ウエハ裏面を研削・研磨するBack side grindingを実施し、目的のSi thick(シリコン厚)まで薄化します。 薄化の均一性は、TSVの露出状態や後工程の配線形成の安定性に関係します。 -
TSV形成:Via top size/Via bottom size/Via top/Min Via
pitch
薄化後にTSV(Through Sillicon Via)を形成します。設計・プロセス管理の指標として、開口側寸法のVia size top、底部寸法のVia size bottom、開口形状・端面状態のVia top、配線密度を左右するMin Via pitch(最小ビアピッチ)を明確に管理します。 これらの寸法・形状は、後段の絶縁膜や金属充填の品質に影響します。 -
絶縁:CVD SiO2
ビア壁面には絶縁膜としてCVD SiO2を形成し、金属配線と基板(Si(シリコン))との電気的分離を確保します。 膜厚・被覆性はリークや信頼性に関係するため、工程条件の最適化が重要です。 - 金属形成:Cu plating/Cu plating thick/Dimension(L/S(ラインアンドスペース))/M1 Pad ビアおよび配線にはCu plating(銅めっき)を用います。充填・配線性能を左右するのがCu plating thick(めっき厚)で、薄すぎると抵抗増大や空隙リスク、厚すぎると応力・平坦性の悪化に つながります。 配線の微細化では、パターン設計指標のDimension(L/S(ラインアンドスペース))を適切に設定し、必要に応じて接続パッドとしてM1 Padを構成します。
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配線・保護:Cu wiring/Solder resist
めっき後は配線形成へ進み、Cu wiring/Solder resist(銅配線/ソルダーレジスト)により回路保護と実装信頼性を高めます。 ソルダーレジストは、はんだ濡れ広がりやブリッジ抑制の観点で設計・プロセス管理が重要です。 -
実装:Solder ball/Solder ball mount
最後に、外部接続としてSolder ball(はんだボール)を形成し、Solder ball mount(はんだボール実装)まで完了します。
ボール径・搭載位置・濡れ性は実装歩留まりを左右するため、上流工程での膜質・平坦性・レジスト状態とも連動して管理します。
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ウエハ支持:Glass attachment/Glue thick/Glass/Glue
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まとめ
TSV(Through Sillicon Via)工程は、Glass attachmentからSolder ball mountまで多工程で構成され、特に Glue thick/Si thick/Via size top・Via size bottom/Min Via pitch/CVD SiO2/Cu plating thick/Dimension(L/S(ラインアンドスペース)) が品質を決める重要管理項目です。工程間のつながり(前工程のばらつきが後工程不良に直結)を意識して条件設計・モニタリングを行うことで、安定した量産と高い信頼性を実現できます。 -
特徴
- Si(シリコン)貫通配線によりチップ間配線長を短縮・3D実装・高密度パッケージに対応・Glue厚・Si(シリコン)厚・Via寸法管理による特性と信頼性の両立・SiO₂絶縁とCu配線による低抵抗・高信頼構造・工程因果管理による量産歩留まりの安定化
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主な用途
- CIS(CMOSイメージセンサ)、・MEMS(メムス)デバイス、・高密度・高信頼性が要求される先端半導体パッケージ
WLCSP(Wafer Level Chip Scale Package)
TSV技術をベースとしたWCSPを提供致します。
当社のTSV技術は2007年から量産を開始しており、高い品質力と技術力で各種のご要求にお応え致します。
- 後工程の一部は、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)と連携して対応いたします。
対象分野/応用製品
- CMOS Image Sensor:民生、監視、車載、医療、Line sensor、大判対応
- Si Interposer、Si-Package、Temporary bonding
【WLCSPとは】
WLCSP(Wafer Level Chip Scale
Package)とは、Si(シリコン)ウエハ上で完結する半導体パッケージ技術であり、チップサイズとほぼ同等の超小型パッケージを実現する先進的な実装方式です。
近年のモバイル機器やIoTデバイスにおいて、小型化・高性能化の要求に応える技術として注目されています。
WLCSPの構造
WLCSPは、Si(シリコン)基板上の回路に形成されたAl
Pad(アルミパッド)を起点に、Passivation層およびPI(ポリイミド)層を介して再配線が行われます。
RDL(Cu(カッパー))により端子位置を最適化し、その上にUBMを形成することで、Solder
Ballとの安定した接続を実現します。
さらにSR(ソルダーレジスト)により、実装信頼性と耐久性が確保されます。
特長
- パッケージサイズがチップサイズとほぼ同等・RDL(Cu(カッパー))による高自由度な端子配置・短配線による優れた電気特性・モバイル・IoT用途に適した高い実装信頼性
主な用途
- PMIC・アナログIC・RF IC・ウェアラブル機器・スマートフォン
- 小型・高密度実装が求められる分野で幅広く採用
RDL/再配線(RDL:Re-Distribution Layer)
電極の配置を再配線し、入出力端子を最適な位置に再配置することで、バンプ形成や外部接続を容易にする技術です。
【RDL/再配線とは】
RDL/再配線は、WLPやFan-Outパッケージにおいて電極再配置を可能にする中核技術であり、Si(シリコン)基板上のAl
Pad(アルミパッド)電極を外部実装に適した位置へ引き直すことで、I/Oピッチの制約を解消し、高密度実装を実現するための半導体中間工程技術です。
Si(シリコン)表面はPassivation膜で保護され、Al
Pad(アルミパッド)部のみが開口されます。
絶縁層としてPI(ポリイミド)を形成し、その上にRDL(Cu(カッパー))として銅配線を作製することで、電極位置を再配置します。
このとき、RDL (Cu(カッパー))
の直下には、Cu配線形成のためのUBMが設けられ、Cu(カッパー)めっき等を成立させるseed層として導電下地を与える役割を持ちます。あわせて、PIと金属の界面での剥離を防ぐための密着性を確保し、材料の相互移動を抑える拡散防止(バリア)として機能する層を組み合わせています。これらの層構成により、RDLは高密度実装に適した配線構造を実現します。
特徴
- Al Pad(アルミパッド)電極を再配置し、I/Oピッチ制約を解消・PI絶縁層による柔軟で信頼性の高い配線構造・UBM形成によりCu(カッパー)めっき用seed層と密着性を確保・拡散防止(バリア)機能による長期信頼性の向上
- 拡散防止(バリア)機能による長期信頼性の向上
主な用途
- WLP(Wafer Level Package)・Fan‑Outパッケージ・高密度実装向け半導体パッケージ・I/O再配置が必要な先端デバイス
Cu Plating(Au Topめっき付)
高導電性・高信頼性を備えたCu Plating(Au Topめっき付)技術により、半導体デバイスの多層配線や厚膜配線形成に対応します。
【Cu Plating(Au Topめっき付)とは】
Cu(カッパー) Plating(Au
Topめっき付)は、基材表面にCu(カッパー) めっき(Cu
plating)を形成し、その最上層にAu
Topめっきを施す半導体中間工程技術です。
Cu(カッパー)
めっきは高い導電性と微細配線形成性を有し、電子部品や半導体、プリント基板で広く使用されています。
Au
Topめっきを加えることで銅の酸化を防止し、耐食性、はんだ付け性、接触信頼性を向上させます。
特徴
- Cu(カッパー) めっきによる低抵抗・高導電性配線の実現、・Au Topめっきによる耐食性・接触信頼性の向上、・めっき層の密着性に優れ、長期信頼性を確保
主な用途
- 半導体パッケージ、・電子部品、・モジュール、・コネクタ・端子部品、・高信頼性プリント基板
Au Bump
Au Bump工程では、半導体チップと基板を高信頼・高導電で接続するために、金(Au)を用いた微細なBumpを形成する技術です。高周波・高性能デバイスに最適です。 最小加工サイズは5μmです。
【Au Bumpとは】
Au
Bumpは、半導体デバイスの高信頼実装を支える電極形成技術です。金めっきは、均一な膜厚と優れた密着性を実現し、微細ピッチのフリップチップ実装に適しています。
AuバンプはAl Pad(アルミパッド)上に形成されたUBMを介して作製され、電気的・機械的信頼性を向上させます。さらに、Passivation(パッシベーション)開口を精密に制御することで、安定したAuバンプ形成が可能となります。
AuBump技術は、UBMによる拡散防止と密着性確保により、安定した電気特性と実装性を実現し、LCDドライバや先端半導体パッケージ分野で広く採用されています。
特徴
- 均一なバンプ形成と微細ピッチ対応、・UBMによる拡散防止と高い密着性の確保、・低接触抵抗と優れた電気的/機械的信頼性の実現
主な用途
- LCDドライバIC、・フリップチップ実装デバイス、・先端半導体パッケージ、・高信頼性実装が要求される電子デバイス
カラーフィルタ
カラーフィルタ技術(&マイクロレンズ)
イメージセンサに必要なカラーフィルタとマイクロレンズのプロセス技術を保有しています。カラーフィルタ用マスク設計、マイクロレンズ用・サービスにより感度、分光特性のご要求など、製品チューニングのご相談も承っております。
センサーセルサイズ:1.1μm以上
カラーフィルタプロセス:赤・緑・青(RGB)・近赤外(NIR)感度、分光のご要求に対してはマスク寸法法、膜厚調整等によりチューニング可能です。
当社のカラーフィルタ搭載製品は携帯端末、パソコン、デジタルカメラ、監視カメラ、美容・医療向け、車載用と様々な分野で役立っております。
カラーフィルタの構造・マイクロレンズの構造
カラーフィルタの構造
感度とクロスポイントはカラーレジストの膜厚or材料選択によって調整可能です。
ご要望に応じ技術検討致します。
マイクロレンズの構造
マイクロレンズは集光性をあげる上で有効な手段です。
レンズ間Gapやマイクロレンズ形状などご要望に応じて技術検討致します。
【カラーフィルタとは】
カラーフィルタとは、イメージセンサにおいてLight
sourceから入射した光を波長ごとに分離し、各画素のPhoto
Diodeへ正確に導くための中核技術です。
近年のイメージセンサでは、画素上に配置されたマイクロレンズとカラーフィルタを組み合わせることで、光の集光効率を向上させ、不感帯域の影響を最小限に抑える設計が主流となっています。
特にセルピッチの微細化が進む中では、画素間のGap大/Gap小の設計最適化が重要となります。Gapが大きい場合、不感帯域が増加し感度低下の要因となる一方、Gap小構造では隣接画素への光干渉が課題となります。これに対し、クロスポイントを意識したカラーフィルタ配置とマイクロレンズ形状の最適化により、不要な光漏れを抑制し、色再現性と信号品質を両立することが可能です。
さらに、Photo
Diodeへの光導入効率を最大化することで、セルピッチ縮小下においても高いS/N比(エスエヌ比)を維持でき、産業用・車載・高精細撮像用途において優れた性能を発揮します。カラーフィルタ、不感帯域制御、Gap設計を統合的に最適化することが、次世代イメージセンサにおける高画質化の鍵となっています。
特徴
- マイクロレンズ併用によるPhoto Diodeへの高効率集光
- 不感帯域を抑制するカラーフィルタ配置
- セルピッチ微細化に対応したGap設計最適化
- クロスポイント抑制による色再現性と信号品質の両立・微細セルピッチ下でも高S/N比(エスエヌ比)を維持
主な用途
- 高精細CMOSイメージセンサ
- 車載用イメージセンサ
- 産業用イメージセンサ
- 小型・高画素化が求められるCMOSイメージセンサ