当社の
サステナビリティ活動
環境活動
カーボンニュートラルへの取り組み
当社は、東芝グループが掲げる「環境未来ビジョン2050」のもと、気候変動への対応を重要な経営課題と位置づけ、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進しています。2024年度には、東芝グループの国内半導体製造拠点として初めて、大分事業所にオンサイトPPAを導入しました。さらに、2025年5月には岩手事業所でも運用を開始し、自社敷地内に設置した太陽光発電設備で発電した電力を事業所内で利用することで、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。また、オフサイトPPAについては、地熱発電由来および太陽光発電所由来の環境価値を活用し、再生可能エネルギーの利用拡大を進めています。これらの取り組みにより、当社全体の年間使用電力の約10%をPPAで賄う見込みです。さらに、2023年度から導入している再エネ証書と組み合わせることで、使用電力の実質再生可能エネルギー100%化を実現しています。今後も多様な再生可能エネルギーの活用を通じて、事業活動における環境負荷の低減と脱炭素化を推進していきます。
地域とともに花を育む取り組み
当社は、地域社会との共生を大切にした活動の一環として、岩手県北上市の「花いっぱい運動」および大分県大分市の「フラワーポット里親 事業」に参画し、花苗の植栽活動に取り組んでいます。これらの活動は、地域の皆さまと協働しながら、街並みの美化や緑豊かな環境づくりを推進するとともに、地域とのつながりを深める重要な機会となっています。植栽活動では、従業員が主体となり、花苗の植え付けから水やり、除草などの維持管理まで一貫して実施しています。色とりどりの花々が地域に潤いや安らぎをもたらすとともに、従業員の環境意識の向上にもつながっています。今後も、花を通じた地域貢献活動を継続してまいります。
社会貢献活動
サーキュラーエコノミー推進活動
当社は、毎年10月を「サーキュラーエコノミー推進月間」と位置づけ、資源循環の取り組みを推進しています。
◇資源回収活動
従業員参加による各種資源の回収活動を実施しています。回収した資源の売却益は募金として社会貢献活動に活用し、身近な資源の有効活用を通じて、循環型社会の実現と地域社会への貢献を目指しています。
◇アップサイクル活動
事業活動で不要となったアクリル板を再利用する活動にも取り組んでいます。廃棄物の削減と資源の有効活用を図るとともに、素材に新たな価値を付加することで、持続可能なものづくりにつなげています。
◇フードドライブ活動
家庭で使いきれない食品を募る活動を実施しています。回収した食品は社会福祉協議会等を通じてフードバンクへ寄贈し、地域で支援を必要とされている方々に届けています。
半導体出前授業
地域社会との共生および次世代人材の育成を目的に、近隣の小学校・中学校・高校を対象とした半導体出前授業を実施しています。
本活動では、半導体の役割や仕組みについて、実験や体験を通じて分かりやすく紹介し、子どもたちが科学技術に興味を持つきっかけづくりに取り組んでいます。こうした取り組みを通じて、将来のものづくり人材の育成に貢献するとともに、地域社会への教育支援活動を継続しています。
障がい者福祉施設による販売会(岩手)
近隣の障がい者福祉施設による販売会を、毎月第2・第3金曜日に開催しています。
この活動は2011年から続いており、施設で手作りされたパンやスイーツ、お団子、がんずきなど、さまざまな商品が販売されています。
毎回、多くの従業員が販売会を楽しみにしており、地域とのつながりを深める機会にもなっています。
未使用カレンダーを近隣保育園に寄贈(岩手)
社内に呼びかけて未使用のカレンダーを収集し、近隣の保育園へ寄贈しています。
この活動は2009年から継続して行っており、寄贈したカレンダーは園児のお絵かき用として活用され、保育園の皆さまに大変喜ばれています。
生物多様性の保全活動
生物多様性保全への取り組み ― 希少植物花壇の保全活動 ―(岩手)
岩手事業所では、2012年より生物多様性保全活動の一環として、構内に希少植物を中心とした花壇を設け、継続的な保全活動を行っています。 本活動は、地域の自然環境に配慮しながら、在来植物の育成・維持を通じて生態系の保全に寄与するとともに、国蝶をはじめとする蝶類など、多様な生き物が訪れる環境づくりを目的としています。花壇では、植物の成育状況や飛来する生物の観察を行いながら、除草や散水などの日常的な維持管理を継続しています。これにより、工業地帯においても自然との共生を意識した環境づくりを実現しています。
北鼻川のホタル活動(大分)
大分事業所では、2010年より生物多様性保全活動の一環として、事業所の処理水を放流している北鼻川において、ホタルの保全活動に取り組んでいます。 活動当初は「ホタルを川に呼び戻そう活動」として、北鼻川の生息調査や地域住民と一緒にホタルの幼虫のエサとなるカワニナを、北鼻川へ放流する取り組みを行いました。その結果、2015年にはホタルの飛翔を確認することができました。現在は、ホタルが生息しやすい環境を維持するため、北鼻川の清掃活動を継続しています。また、毎年5月から6月にかけて従業員およびその家族とホタル観察会を実施し、活動の成果を確認するとともに、自然環境保全への意識を高める機会としています。こうした長年にわたる取り組みを通じて、地域の自然環境の保全と地域社会との共生を推進しています。